中学生の不登校と親の対応

中学生

中学生は思春期の真っただ中でもあります。

ただでさえ親との接触を避けるようになる年齢でもあるので、
本音を話してくれるお子さんの方が少ないかもしれません。

本人でも説明できない気持ちが入り混じっていることもありますので、
”見守る”姿勢を忘れないすることが大切です。

中学生に多い不登校2つのタイプ

中学生の不登校は、おもに2つのタイプがあります。

非行タイプ

小学生高学年から中学生にかけて多く見られるタイプで、茶髪・ピアス・喫煙・深夜徘徊を繰り返します。「不良」と一言で表現されてしまいますが、人間関係や勉強に対して強い不安を感じ、逃げたい気持ちを隠すように虚勢を張っているのです。

でも実は「とても素直で寂しがりやの神経質」という一面があります。周囲が怖がって接近・接触を拒むため、余計に寂しさを増長させ、悪循環となってしまいます。

心身症タイプ

本人は登校したい気持ちがあるのですが、直前になって頭痛や吐き気など身体の不調が起こり、登校できなくなってしまいます。

病院で見てもらっても問題が見つからない場合が多く、本人も気づかないうちに良い子を演じようとしてストレスになり、心の悲鳴が身体に出てしまっていると考えられます。

登校できない罪悪感が強く、混乱状態に陥っていて、とても苦しい思いをしていることがほとんどです。

・・・いずれのタイプのお子さんも、まずはSOSに気づき、理解し、受け止めてあげることから始めてみてください。

どうしても責めてしまう、問いただしてしまうという親御さんは、お子さんと少し距離を置くということも必要です。

不登校の解決に必要なのは親御さんの心づくり

お子さんの不登校を解決する方法は、お子さんを変えることではありません。

お子さんは親御さんの心を受け継いでいますので、まずは親御さんが自分自身の心に向き合うことが大切です。

思い方が形にあらわれていくのが人生であり、自分の生き方以上の発想はありません。どのような思いが湧いてくるかは、過去においてどのような思い方をしてきたかによるのです。

心づくりは継続したトレーニングが必要ですが、心づくりをしながら人生を歩いていくことが、
親子にとって最適な取り組みなのです。

心づくりをおこなうことでQOLが高まることを実感できる

QOLは「Quality of Life」の略で”人生の質”を意味します。

お二人のお子さんがほぼ同時期に不登校になったという相談者さんは、その当時「なんでうちの子が?」「なんで不登校になるんだろう…」と悪い方へばかり考えていたそうです。

そこで、どういう思いで子育てをしてきたのか、親御さん自身がこれまでどういう思いで人生を歩んできたのか、などを丁寧に見ていくと、上の子は病気を気に掛けすぎて育て、下の子は末っ子ということでわがままに育ててしまったことに気づかれました。

そういう育て方が悪いと言っているわけではありません。

親御さんは、お子さんのことを一番よく理解している人であって欲しいのです。

たとえ、親御さん自身の思いとは違っても、お子さんの思いを尊重し、お子さんにとってどうすることが最善なのかを考えることがQOLを高めるためにとても大切なことなのです。

 

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