高校生の不登校と親の対応

高校

高校生の場合、義務教育ではないので出席日数と単位の問題から、小中学生より神経質になる親御さんは多いです。

お子さんは親御さんの心を受け継ぎながら成長していきますので、親御さんが神経質になればなるほど、うまくいかなくなります。

高校入学後に多い無気力タイプ

受験を乗り越えて進学校へ入学したお子さんなどに多いタイプです。

周囲の期待に応えようと頑張って入ったものの「これからどうやって生きていったらいいのか」と、不安になってしまうのです。

このタイプのお子さんは、学校へ全く行かなくなる以前から断続的に学校を欠席する傾向があります。

登校しないことへの罪悪感はほとんどなく催促すると登校してくれますが、一時的なことで長続きはしません。

楽しい行事があれば進んで登校することもありますが、普段は些細なことでも欠席の理由につなげてしまいます。

課題などに対して積極的に取り組む意欲が著しく減退してしまうので、見守るだけの姿勢でいると、不登校が長期化してしまう怖れもあります。

長期的な視点が重要

特に高校生の場合、出席日数や単位が不足すると留年の心配も出てきますので、親御さんはどうしても、一日でも早く学校に行ってほしい、せめて高校は卒業してほしい、と焦ってしまいます。

ですが、お子さんの人生はずっと続くわけです。

「学校に行けない」「人間関係がうまくいかない」といった目先の問題を解決するところにゴールがあるわけではありません。

将来のことを想定したうえで、

  • どうすれば自分の力で立ち上がれるのか
  • 自分の力で歩き続けられるようになるのか

そのために、親としてその時々に何ができるのか、といったことを明確にする必要があります。

近視眼的にになり過ぎて「学校へ行けるようになるには、何をしてもいい」という発想をしてしまうと、お子さんの自立を遅らせてしまう原因にもなってしまうのです。

まずは親御さんが前を向く

お子さんの不登校で悩んでいたある親御さんは、 お子さんの将来が心配で仕方ありませんでした。

お子さんが前を向くようにならないと、改善の糸口は見つかりません。

ですが「鏡の法則」により、お子さんが前を向くようになるためには、親御さんも前を向く必要があります。

そこで、まずは親御さん自身が「気づく→動く」を繰り返し、自然と前を向く努力を続けた結果、お子さんが朝、自分で起きるようになり、家の手伝いをするようになり、勉強もするようになったそうです。

いきなり学校に行けるという状態になるわけではありませんが、まずは前を向けるようになり、家庭の中での生活が変わるということは、自立心ができるということですから、将来に向けた心の姿勢をつくるためには大切なことなのです。

 

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