わがままな中学生との「キャッチボール」

親子

心づくり専門の事務所をさせていただいております桝田です。

どんな問題も、心があって、源泉から、コンコンと水が湧いてくるように、発想や思いが湧いてきます。

ですから、心を作っていくことが、問題解決の原点になるわけです。

 

中学生のお子さんがわがままなとことばかり言う、と相談がありました。

ご両親からその状況をお聞きして、心づくりに取り組みました。

心というのは、今日はじめて明日出てくるということではなく、ある程度のトレーニングが必要です。

しかも、ステップを踏んでのプロセスが大事なのです。

そのお母さんに、ベースを作るという意味で、「会話のキャッチボールをしましょう」と、次のようなアドバイスいたしました。

 

  • お母さん自身が一生懸命仕事を頑張ること
  • 会話のキャッチボールは、答えやすいところに、ボールを投げること
  • 相手の世界を感じて、誠意を見つけること
  • 真摯な姿勢で対応すること

 

このようなアドバイスをした理由があります。

一番は、まず親御さんが前を向くことがお子さんの姿勢を変えていくことになるからです。

二番目は、相手の受けやすいところに投げていると、二人の信頼関係が出来てくることです。

三番目は、どんなお子さんにも、その子の誠意が必ずありますから、それをみつけることで、人の良いところを探すようになります

四番目は、真摯な態度で接していると、自分の良い部分を見せるようになってくるからです。

 

このように、「スモールステップ」で取り組んでいる間に、生意気なことを言っていた意味を話すようになり、「友達の支えによって、今の自分がある」とも話すようになったのです。

 

これらのテーマを出してから1ヶ月。お子さんのわがままな物言いは消えました。会話のキャッチボールができるようになってきた証拠です。本人は中学3年で高校受験のため「落ちたらどうしよう」などの不安を口にするようになりました。まさに、会話のキャッチボールがうまくいき、親子で本音を話す関係になったのです。

 

実は、このようなことになったのは、お母さんが自分の仕事に全力投球をしたことがベースとなっています。

そのお母さんの姿に、今までは「僕は頑張っている」と自分のことに中心をおいていましたが、お母さんも頑張っていると自分以外の人のことも思えるようになったのです。これも、会話のキャッチボールのトレーニングの結果です。

 

お子さんを無理に変えようとするのではなく、一人の人間として尊重し、対等な立場で真摯に向き合い、ボールを投げればきっと返ってきます。ぜひ参考になさってくださいね。

 

 

 

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