不登校解決のきっかけ①「会話のキャッチボール」

会話

私の事務所で、心づくりに取り組んでいる方の一例をご紹介します。

その方のお子さんは中学生。

不登校ではありませんが「お子さんがわがままで困っている」ということでした。

そこで私は、今親御さんにできることからテーマを出しました。

  • 会話のキャッチボールをする
  • お母さんは自分の仕事に全力投球すること
  • 会話のキャッチボールは、答えやすいように投げること
  • 相手の世界を感じて、その中に相手の誠意があるところを探すこと
  • 真摯な態度で臨むこと

これらのテーマを出してから1ヶ月。お子さんのわがままな物言いは消えました。

会話のキャッチボールができるようになってきた証拠です。

本人は中学3年で高校受験のため「落ちたらどうしよう」などの不安を口にするようになりました。まさに、会話のキャッチボールがうまくいき、親子で本音を話す関係になったのです。

実は、このようなことになったのは、お母さんが自分の仕事に全力投球をしたことがベースとなっています。

そのお母さんの姿に、今までは「僕は頑張っている」と自分のことに中心をおいていましたが、お母さんも頑張っていると自分以外の人のことも思えるようになったのです。

これも、会話のキャッチボールのトレーニングの結果です。

会話のキャッチボールは、何か答えを出すことが目的ではなく、きちんとキャッチボールをすることが目的です。

本当のキャッチボールでも、相手の身体の前に投げるのが基本ですよね。そうすることで受け取りやすくなるからです。

会話のキャッチボールも、相手が答えやすいようなボールを投げようと思うことが、おのずと相手のことを考えることにつながります。

そんな風に真摯に取り組むことで、お互いの雰囲気が良くなり、いい関係になっていくのです。

お子さんと会話すらできないという親御さんは、上記のテーマの中のキャッチボール以外、

  • お母さんは自分の仕事に全力投球すること
  • 相手の世界を感じて、その中に相手の誠意があるところを探すこと
  • 真摯な態度で臨むこと

などを試みていただくだけでも何か変わるきっかけが得られるかもしれません。

完全に親御さんが変わってしまわないとお子さんが変わらないのではなく、親御さんが心づくりの努力をし始めた段階で、お子さんも前を向いて何かに取り組み始めたという例もたくさんあります。

ぜひ、できることから始めてみていただきたいと思います。

 

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