不登校における父親の役割

父親

心のサポーター事務所へ相談にいらっしゃる不登校のお子さんを持つ親御さんは、圧倒的にお母さんが多いです。

中には、父親に内緒で来たという方もいらっしゃいます。お子さんの普段の様子を知らないという父親も多く、母親を責める人もいるほどです。

不登校への理解を示す

自身の仕事や人間関係で大変な思いをしている父親であればあるほど、お子さんのことを「甘えている」「怠けている」と思いがちです。

しかしお子さんは、学校へ行かなければいけないことは分かっていますので「行きたくても行けない理由があるんだ」とういうことをまずは受け入れていただきたいと思います。

特に男の子の父親は、同性として将来への心配や焦りも出てきてしまいます。

ですが、父親がお子さんの不登校を受け入れられるようになると、お子さんにもいい変化が起こることが多いので、まずはお子さんを認めてあげてください。

夫婦の関係を見直す

正直申しまして、夫婦の仲がとてもいいのに、お子さんが不登校になるケースはあまりありません。

一見、仲が良さそうに見える夫婦でも、母親の方で不満を持っていて、ストレスを抱えながらお子さんと接していたために、ついキツイ口調になってしまうといったこともあります。

お子さんの不登校をきっかけに夫婦仲が悪くなってしまうと、状況はさらに悪化します。

お子さんは自分のせいで両親の仲が悪くなったと思い、より自分の殻に閉じこもってしまうでしょう。

そうなる前に、お子さんは夫婦の関係をきちんと見ていますから、父親の方では何の問題もないと思っていても、一度奥様ときちんと話し合ってみることをお勧めします。

今こそ父親の出番

子育てを母親に任せきりな父親はまだまだたくさんいます。

しかし、そのような父親ほど不登校解決へ向けて乗り出すことで子どもへ与える影響は大きくなります。

今まで曖昧だった”父親の存在”を明確にしていくことが大切です。

威厳を保てと言っているわけではありません。

お子さんへの理解を示す、妻との関係を見直す、ということは、お子さんへ関心を向け、妻の気持ちに寄り添うということ。つまり、思いやりの心を持って誠実に対応することです。

これは、心づくりの第一歩になります。

もちろん、すぐには解決できない問題ですが、家庭内の環境の変化は問題解決にも影響を与えますので、ぜひお父さんも、心づくりに取り組んでいただきたいと思います。

 

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