隠れ不登校とは?今こそ子どもをじっくり観察するときです

子どもを観察

NHKが昨年度、現役中学生に対しアンケートをとったところ、約1万8000人の23.7%、およそ5人に1人が不登校の一歩手前といわれる“隠れ不登校であることが明らかになりました。

隠れ不登校とは、

  • 登校しても教室に入らない
  • 教室には入るが授業に参加しない
  • 学校がつらいと感じている
  • 学校に居場所がないと感じる

など、表向き登校はしているけれど、心は不登校とほぼ同じ状態をいいます。

この調査には小学生や高校生は含まれていませんので、隠れ不登校のお子さんはもっと多いと認めざるを得ません。

うちの子は大丈夫?

隠れ不登校という言葉を聞くとまず思うのは

「うちの子は大丈夫なのか?」ということではないでしょうか。

そこでやってしまいがちなことが”問い詰める”ということです。

問い詰めているということに気付いていない親御さんもいらっしゃるのですが、親御さんがいくらお子さんのために良かれと思って言っていることでも、お子さんからしてみたら、問い詰められるほど逃げたくなります。

「見つける力」がつくよう心がけてみる

心づくりのトレーニングでは「見つける力」を大切にしています。

私は以前、脳梗塞になりリハビリ生活をしていました。

もともと足は速い方で、今まで人から追い抜かれることはあまりなかったのですが、思うように歩けなかったとき、体の不自由な方の立場が自然と見えてくるのです。

たとえば信号で待っているとき、体の良い方は待たないで先に行きます。

私は、信号が渡り切れるかを考えています。

同じ場面に出くわしたとしても、まったく違うことを考えているのです。

何が言いたいかといいますと、「立場が違えば思うことも違う」ということ。

問い詰める前に、お子さんのことやお子さんの周りの環境についてよく観察し、お子さんの立場になって考えてみると、聞かずとも見えてくるものがあるのではないでしょうか。

隠れ不登校について言及しましたが、その言葉に踊らされることなく「見つける力」を育てていっていただきたいと思います。

 

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